私、内藤潤は、2008年4月に「ここからつながるスポーツ地球家族」(以下ココカラ)というNPOを設立しました。
Jリーガーとしてヴィッセル神戸でプレイさせていただき、引退後も神戸にご縁があり、ハーバーランドでフットサル場を運営させていただく中でずっと心に思っていたことがあります。
神戸で震災を体験し、その後チームが一丸となり、神戸を盛り上げようとJ1に昇格した時のこと。
自分が得点を入れて活躍することよりも、神戸の人たちに喜んでいただく為に、チーム全体でひとつとなって勝利し、神戸のサポーターの皆さんに心から喜んでいただけた。
それまで自分のためにしていたサッカーでしたが、はじめて人のためにサッカーをし、人の喜びが自分の喜びになった瞬間でした。
この震災での経験がきっかけで、引退後も何か神戸のために自分に出来ることはないかを考え、神戸でサッカーを好きな人達が気軽にボールが蹴れる場所を提供しようという思いに至り、神戸の観光地である港街ハーバーランドにフットサル場を立ち上げたのが10年前。
ですが、10年間フットランドを運営してきて常々、もうワンランク上のサービスを提供できないかと考えてきました。
自分が長年スポーツを通して感じてきたことは、メンタル面の大切さです。
最初はプロとしての自分の能力を高め活躍し、勝つ為にメンタル面の強化を図ってきたのですが、いつしかメンタル面の向上と共に心が安定することで、結果や周りの評価に浮き沈みせず、緊張の中にもリラックスして楽しくプレイできるようになりました。
また、日々の身体の管理とは別に、こころの管理も意識し取り組むことで体調やプレーの向上はもちろん、人として大切な様々な気づきと学びを得ることが出来るようになりました。
そういう経緯の中、フットランドで日々フットサルやサッカーを楽しみ、体を動かす喜びを知ってもらいながら、こころとからだのつながりの大切さも伝えていけたらという思いが、フットランドの枠を越えてNPOを設立する動機となりました。
ありがたいことに、選手や指導者、経営者としてなどの歩みの中で、スポーツ以外の様々な分野の方々と出会い、分野を超えた「人が幸せに豊かに生きていく為に大切なこと」という基本的な部分で共感共鳴するたくさんの機会を頂き、つながりを頂いております。
NPOの活動を通して、スポーツに限らず様々なジャンルの専門家の協力の下、心と体のバランスをとること、その為に必要な食事の提案、体調管理法、コミュニケーション能力や夢実現プログラムなど様々な角度から会員の皆様にアプローチしていきたいと思っています。
「ココカラ」の活動を通して、皆さんのこころとからだがつながり、みんなのこころがつながりひとつとなっていくことをココカラの最大のヴィジョンに掲げ、今ここから出来ることに取り組んでまいります。
特定非営利活動法人ここからつながるスポーツ地球家族
理事長 内藤 潤